解決行動を起こす前に考えるべきこと
様々なご相談をお受けして感じるのは、皆さんが悲壮な気持ちをもって現状の打開のための方策を模索されている点は、ほぼ共通するところかと思います。今回お考えいただきたいことは、それからの行動についてです。
解決行動二つの選択肢解 ...
あっせんで満足できる結論を導くためには
あっせんによる解決は、労働審判や訴訟による場合よりも、解決金の額が少ない点を指摘される場合がありますが、その一つの理由は、それは当事者間の任意の合意が前提になってい ることを考えれば、やむを得な ...
人事の対応があまりにそっけない理由とは?
例えば、上司からの執拗な叱責や、感情的に怒りをぶつけられることが頻繁にあり、同僚の先輩などの助けを借りてやんわりとその上司に対応の改善を求めても、全く意に介さない上司の姿勢に業を煮やしたあなたが、意を決して本 ...
この問題はパワハラに該当するのかがどうしても気になる方へ
「この問題はパワハラにあたるのかどうか、判断ができない」
「パワハラに該当するなら、解決行動を起こしたい」
「パワハラにならないのであれば、仕方がありません…」
リストラの手段として蔓延するパワハラ加害者の冤罪
前回のコラムともテーマが重複しますが、このコラムをご覧になっている皆さんへの警告という意味で、今回は具体的な対応方法という視点から、想定される状況を上げながらあ、あらためて触れることにしました。あなたのケースもその中にあるのではないで ...
身に覚えなくパワハラ加害者とされた時に考えること
ハラスメント規制法が施行され、パワハラの問題は多少なりとも沈静化していくのか、と思いきや、事態はあらぬ方向に進んでいると思わずにはいられないご相談があまり多いことに、驚くというか、落胆と ...
パワハラで処分者を出したい!?
身に覚えのないパワハラを疑われ、事実関係の確認作業もなく処分を仄めかされたり、始末書の提出を求められている、といった問題の本質は、たいていの場合、退職勧奨を意図したえん罪の演出である ...
「それはパワハラには該当しないと判断しました」…って、どういうこと!?
あなたが日頃から心を痛めている同僚や上司からの嫌がらせの言動について、意を決して所定の相談窓口、あるいは人事に解決を求めたのに、しばらくして返ってきた答えが「パワハラではないと判断しました」だったら、あなたの会社に対する気持ちは、不信 ...
同僚からの嫌がらせはパワハラになるか
労働施策総合推進法(以下「労推法」)30条の2、いわゆるパワハラ防止法でパワハラの定義が明記されたことと関連して、指針に公表されたパワハラの具体例から、その判断基準が明確になったことで、その内容に合致する嫌がらせについては、被害者が自 ...
抽象的な言葉は悪魔のささやき(その2)
前回のコラム「抽象的な言葉を悪魔のささやき」は労働者側、部下が受けるものという視点でお書きしましたが、今回は上司側、管理職が受けるもの、という視点になっています。
「あなたの言動をパワハラだ、という声がある」
「ど ...