ミスが理由であっても、執拗な叱責や暴言が許容される余地はない
上司などから叱責をを受けても、自分に原因があるのだから仕方がない、と考える前に、その叱責が数十分以上に及んだり、同僚が業務をする職場内で執拗に行われる場合、それは本当の業務上必要なものかどうか、疑問なものもあります。
注意の仕方 ...パワハラの事実を認めさせるために
職場で公然と行われるものや、明確な業務命令については、その行為自体の存否が問題になるというよりは、それが果たして業務上の範囲を逸脱しているかどうか、つまり濫用に当たるのかどうかが問題となります。パワハラかどうかの判断が問題となる場合で ...
採用時に健康状態を伝えなかった場合について
採用時の面接などでは、健康状態について必ず聞かれると思います。また履歴書にも健康状態を記載する欄が設けられていますから、何らかの意思表示をすることになるでしょう。ところが、その記載欄の空欄のまま提出し、しかも面接時に、健康状態について ...
上司の指示に不満がある場合の考え方
お送り頂くご相談は、基本的な法的な観点から考える必要があります。もちろん法的な解決、典型的には「訴訟」ですが、仮にそれが可能であったとしても、まずは社内的な話し合いによる解決を図ることが、形式的にも、実質的にも必要なものです。 ...
始末書には何を書くべきか
何かミスをしたことについて、始末書を書くように命じられることがあります。この始末書ですが、その目的はミスなどに対する反省と将来の間違いの防止を宣言させることにあると思われますが、反省や謝罪を強要することはできないため、通常は始末書とい ...
上司の命令は絶対ではない…!?
ハードルの高いノルマを課せられ、あるいは日々業務成績や改善に対する執拗な要求に苦痛を感じつつも、何とかしなければならないともがいているうちに、冷静な判断力を失ってしまっている自分に気が付くことがあります。
会社から求められ ...
派遣労働者はどこに相談すればいいのか?
就業中の問題については就業場所である派遣先の会社が対応すべきものなので、派遣先のそうした問題の担当者に解決を求めるものです。その派遣先の担当者、派遣法では派遣先に派遣労働に関する責任者を設置すべき義務を課していますが、その責任者が不明 ...
ワーカーズ・コレクティブの誤解と問題点
ずいぶん以前になりますが、ワーカーズ・コレクティブで働いている方から相談を受けたことがあります。内容についてはおぼろげですが、確か就労に当たっての出資金について、とか、「賃金 ...